2025年1月22日(水)開館日

開館時間9時00分~18時00分 (※2階展示室への入場受付は17時30分まで)

本日の催し物:
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企画展

企画展「蓬莱図をよむ -描かれた理想郷-」

2024年12月1日(日)〜2025年2月17日(月)

 蓬莱は、古代中国において渤海の東にあると考えられた仙境である。そこには不老不死の仙人たちが暮らしているが、人が近づこうとすると船が波に戻され、近づくことができないのだという。秦の始皇帝の命を受けた徐福が不老不死の仙薬を求めて旅立った目的地として、あるいは『竹取物語』でかぐや姫が求婚者の1人に求めた「蓬莱の玉の枝」の原産地としても知られる。蓬莱は、不老不死の仙人の住まう永遠の繁栄の象徴であり、人の身では辿り着くことの出来ない神秘的な理想郷でもあるのだ。  日本では、各地に蓬莱伝説・徐福伝説が残されている。それは、蓬莱があるという中国の東の海に浮かぶ島国としては当然の成り行きと言えるだろう。しかしもちろん、仙人も仙薬も玉の枝も、あくまでも伝説に過ぎない。それでも、富士山や熱田、熊野周辺などに同地を蓬莱と結びつけるような伝説が現在まで伝わっていることは、蓬莱という理想郷がいかに強く人々の心をひきつけ、憧れを集めたかを証明するものではある。その結果蓬莱は日本においても、吉祥の象徴として絶大な人気を集め、絵画や工芸装飾に頻繁に登場するようになった。  当館収蔵の狩野林泉筆《蓬莱図屏風》もそのような美術品のうちの1点であると考えられる。本展は、《蓬莱図屏風》を入口として伝説の理想郷・蓬莱の姿をよみ解く試みである。和漢の歴史書や物語、辞書に記された蓬莱と、数多の絵画や工芸品に描かれた蓬莱は、果たしてどのような姿をしているのだろうか。

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テーマ展

テーマ展「干支コレクション -ゆく辰・くる巳-」

2024年12月20日(金)〜2025年4月14日(月)

当館収蔵資料のうち、令和6年(2024)の干支「辰」と令和7年(2025)の干支「巳」に関するものを取り上げてご紹介します。

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講座・イベント

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